2004 © Maxim Tabachnik
ディオニュソス
このローマのモザイク(2~3世紀)は、微細なテッセラを細く流れるような線状に並べるオプス・ウェルミクラトゥム技法で作られ、ディオニュソスが伝説的なインド遠征を行う場面を描いています。この神話は、神が遠い地を文明化する力を象徴していました。ディオニュソスは武器を掲げ、豹の毛皮をまとって前進し、その進撃に抵抗するインドの戦士と対峙しています。ギリシアの伝統では、ディオニュソスは単なる酒の神ではなく、エクスタシーや演劇、文化的変容をもたらす存在でもありました。彼のインド征服は、荒野に対する文化の広がりを表していたのです。このような場面は、神話が教養や洗練、社会的地位を示すものとして、上流階級の別荘を飾っていました。
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